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情報化人材育成に関する調査研究 アーカイブ

 

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平成23年度事業概要

 

地方公共団体の情報化部門における現場力の向上を目指し、情報化部門で必要とされる人材像を明らかにする目的でコンピテンシー を策定しました。

 

平成24年度事業概要

 

コンピテンシーに基づく人材育成プランを作成し、モデルとなる自治体に実際に人材育成プランを導入し、その結果についてまとめました。

 

平成25年度事業概要

 

平成25年度情報化人材育成に関する調査研究では、地方公共団体の実情を把握するため、アンケートを実施しております。このアンケートは、 25年度に行うコンピテンシーに基づく人材育成プランの作成導入支援の対象団体選定資料としても活用いたします。人材育成プラン作成導入に興味のあるご担当者様は、 ご回答いただければ幸いです。また、作成導入をご希望されないご担当者様もご意見をお聞かせいただければ幸いです。アンケートへは、 こちらから全国市町村情報管理主管課長会ページへお入りください。 (指定都市を除く市町村が対象となります。)

 

地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシーについて(平成24年度事業)

 

調査研究の目的

 

平成23年度に策定した地方公共団体の情報化部門のコンピテンシーを、情報化部門の人材育成の場面でどのように活用したらよいか、各自治体に適した導入を支援し、 その結果を活用事例としてまとめる。

 

また導入に際し、その自治体に合った“使われる”コンピテンシーとなっているか、導入後に間隔をあけてチェックを行い、ブラッシュアップを図る。

 

人材育成プランの導入の背景と経過

 
  1. 平成23年度情報化部門のコンピテンシーを策定した。
  2. 地方公共団体の情報化人材育成に関する実情を把握するため、また、地方公共団体の情報化部門における「情報化人材育成コンピテンシーを活用した情報化人材育成プラン」 導入のモニター団体を募集する選定資料として、アンケートを実施した。
  3. IT教育ベンダーの協力を得ながら、「情報化人材育成コンピテンシーを活用した情報化人材育成プラン」を作成し、モニター団体(新潟県十日町市、福岡県筑後市)への導入を支援した。
  4. 導入後、時間を空けてヒアリングを行い、人材育成プランの導入のチェック、ブラッシュアップを図り、ヒアリング結果を反映したモニター団体用にカスタマイズした人材育成プランの提供を行った。
  5. モニター団体へのコンピテンシーに基づいた人材育成プランの導入について、活用事例としてまとめた。
 

 地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー(Ver2.0)(PDF 78kbyte)pdf

 

地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー(Ver2.0)

 

『地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー』活用事例(PDF38kbyte)pdf

 

「情報化人材育成コンピテンシーを活用した情報化人材育成プラン」(PDF119 kbyte)pdf

 

  「情報化人材育成コンピテンシーを活用した情報化人材育成プラン」(別紙)(PDF 66 kbyte)pdf

 

  十日町市人材育成プラン(PDF 116kbyte)pdf

 

  十日町市人材育成プラン(別紙)(PDF 69kbyte)pdf

 

  筑後市人材育成プラン(PDF 120kbyte)pdf

 

  筑後市人材育成プラン(別紙)(PDF 68kbyte)pdf

 

地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシーについて(平成23年度事業)

 

調査研究の目的

地方公共団体の情報化部門における現場力の向上を目指し、情報化部門で必要とされる人材像を明らかにする目的でコンピテンシーを策定する。更に地方公共団体の情報化部門へ取材し、 “使える”コンピテンシーにするため見直しを図りながら、情報化に対応できる人材の育成を支援する。

地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー (PDF 16kbyte)pdf
地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー
 

コンピテンシーとは

 

コンピテンシーとは、「高業績者の行動特性」と訳され、仕事で成果を上げる人の行動特性と言われている。

 

コンピテンシー策定の背景と経過

 
  1.  研修委員会において当機構から情報化部門の現場力向上を目指し、その指針となる人材像を明らかにするため、情報化職員に求められるコンピテンシーを策定することを提案し、 平成23年度から取り組んでいる。
  2. 平成23年度においては、まずIT教育ベンダーの協力を得ながら、情報化部門における情報化人材の育成について現状を把握するため、特別区電子計算主管課長会へ 「情報化人材育成に関するアンケート」調査を実施した。アンケートの回答、地方公共団体の情報化部門の業務内容、情報システムユーザースキル標準(UISS)などを参考にコンピテンシー案を策定した。
  3. 東京都とアンケートに回答のあった中で2団体を選定し、情報化職員の活動内容、必要とされる知識や技能、習得・育成方法などを題材に取材を行った。
    また、協力いただいた3団体へコンピテンシー案について意見を求め、内容の更新を図りながら策定した。
 

地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシーについて

 

策定したコンピテンシーを能力と姿勢に分けて以下の4つに分類した。

 
地方公共団体の情報化部門職員のコンピテンシー
能力 コンセプチュアルスキル戦略立案、業務分析・改善、人材育成、システム企画
テクニカルスキルシステム調達・運用、プロジェクトマネジメント、監査
ヒューマンスキルコミュニケーション、チームビルディング
姿勢 コミットメント業務に対するやる気、ITに関する学習意欲、倫理観
 
コンセプチュアルスキル(概念化能力)
 

まわりに起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル

 
テクニカルスキル(業務遂行能力)
 

業務を遂行するうえで必要なスキル

 
ヒューマンスキル(対人関係能力)
 

相手の言動を観察、分析し、目的を達成するために、相手に対してどのようなコミュニケーションや働きかけをするかを判断、実行できるスキル

 

(情報システムユーザースキル標準 Ver.2.2より)

 

情報化部門における職員の在籍年数を3~5年と想定し、やみくもにITスキルを身につけても、業務遂行に必要な人材の育成は難しい。また、 未経験者がすぐに活躍できるようなスキルを身につけることも困難である。そこで「初級」、「中級」、「上級」と習得の難易度を参考に、順次スキルが習得できるように策定した。ただし、 このコンピテンシーは、一人の職員が全てを備えるべきものではなく、コンピテンシーの中から、業務に必要な目標を設定して利用する。

 
  • 「初級」は、初めて情報化部門に配属になった職員。又は、ITに関する基礎知識が必要とされる職員など。
  • 「中級」は、システム開発や運用管理を経験している職員。又は、システムの構築や再構築などのマネジメント能力が必要とされる職員など。
  • 「上級」は、管理職。又は、情報化推進計画を策定する職員など。