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情報化に関するFAQ(令和2年度)

 

 令和2年度に、地方支援アドバイザー制度を用いた際に頂いた質問及び回答を例示します。



Q1 プロポーザルの実施方法(仕様書のや評価基準の作成など)や見積書の内容精査
(ベンダとの価格交渉など)など、システム調達について意見を頂きたい
※アドバイス対象システム:基幹系及び内部情報系システム
  (A町)


A1
〇主なアドバイス
RFI・RFP の記載事項や、手法について
・目的、背景に調達したいシステムについて自分たちの思いを書くこと
・基本的な方針に、欲しい機能や答申書の「留意事項」内容も書くこと
・先端技術の活用については、どういった業務にAI を使いたいのかを書くこと
・導入スケジュールには、研修の実施などを明記させること(何をどこまで実施す
ることが考えられているかを確認(チェック)するため)
・情報の提出手続きについて「提出された資料は本目的にのみにしか使用しない」
などについても記載すること
・将来的な住民サービスの向上を図るための機能の有無についてもRFIで情報収集
した方がよい
〇その他アドバイス
・各機能や仕様についての記載方法、細かなアドバイス
・事業者選定委員会の設立に係るアドバイス
・RFI回答の見方、RFPにおける入札とデモのタイミング等
・契約、データ移行、その他

(アドバイザ)



Q2 次期情報化推進計画の策定・検討会に対するアドバイスや技術支援を受けたい
  (B市)


A2
〇主なアドバイス
・メンバーの選定にあたっては、積極的な職員を選定する方がよい。場合によっては、
課長自らアプローチする方法もある。
・ワーキンググループの進め方にあたっては、会議をドライブする担当を明確にする方
が良い。
・市民アンケートについては、結果を引き出す設問を設計する必要がある。
(誰に・何のために、場合によっては、対象者限定する等)
・回答者がメリット感じるようなアンケートの設問や、アンケート項目を少なくするな
どの配慮が必要
〇その他
・次期情報化推進計画策定ワーキング会議のキックオフ会議における、職員が何をして
いくべきかのアドバイス等
(アドバイザ)



Q3 情報化計画の策定に対するアドバイスが欲しい
  (C町)


A3
・庁内セキュリティは今後民間の力も活用することが重要。地域情報化の点からも大き
な課題であり、セキュリティ面の対策と地域情報化は両輪で進めていく必要がある。コ
ストをかけずに町に関わってもらい、自由につかってもらえる仕組みが必要
・過疎地域では特に公共交通や移動手段の確保が大きな課題で、住民の行政への評価は
そのまま直結する。バスの時刻表をオンデマンド配信することで利用率と利便性の向上
が期待でき、その部分は民間に任せられる部分が大きい
・交通は災害ともイコールの関係にあり、情報を提供する仕組みが大事
(避難所、スーパー、トイレ情報など)
・行政に集まってきた情報を、行政が止めないことが大事。入手した情報のうち、どの
情報を出せるか常に準備しておき、プラットフォームへ提供。住民はスマホ等でそこへ
アクセスする。この間の情報の流れはボランティアで関わってもらう。

(アドバイザ)

Q4 システム調達支援業務の調達、及び総合評価落札方式によるシステムの調達
に係るアドバイスが欲しい
  (D市)


A4
1 庁内推進体制
(1)意思決定機関:部長会議や行革推進本部会議等でもよいが、分科会を設置する、
   もしくは、要綱等に役割を追記することを推奨
(2)業務主管課の合意・承認機関:業務主管課長会のような既存組織でもよいが、
   下部組織としてワーキンググループ(以下、「WG」と言う)を設置し、
   WGにおける検討結果等に対する承認を与える必要があるため、本件に特化した
   組織を構築することを推奨
(3)各業務の実務者による検討・調整機関:
   ・業務毎に各2名程度の職員を指名する(併任辞令があれば更によい)
    :1名では代替ができない
   ・一定の業務経験を有し、各職番でのリーダー的存在の職員をもって充てる
   ・業務間調整が必要となるケースが多いので、「業務間調整会議」的な会合にも
    出席できる、俯瞰的な知見(業務フロー全体を見通すことのできる知識)を持
    つ職員をもって充てる
2 RFIに対する評価書のアドバイス
  評価基準の項目の右側に、1列を加え、具体的評価の観点の欄を設けると良い。
  記述する内容は「ここだけは譲れない」といった事項を具体的に書けばよい。

(アドバイザ)

Q5 システム調達支援業務の調達、及び総合評価落札方式によるシステムの調達
に係るアドバイスが欲しい
  (E市)


A5
実際には、機能、費用、運用、将来性を点数化して、相対的な評価をするとよい。
また、オンプレとクラウドの比較を行っても、もともとの価格が適正であるかが重要
なので、コストの棚卸を行い、全体のコストがどのくらいかかっているかを先に評価
した方がよい

(アドバイザ)

Q6 内部情報・住民情報系システムのリプレイスに向けたシステム調達(仕様書の作成、
最適化計画の作成支援等)やネットワーク(再構築の進め方や端末結合の実現、無線化、
仮想化等)についてアドバイスが欲しい
  (F市)


A6
<端末>
・無線LAN環境を前提とした端末機の配布、1人1台は基本である。また、ネットワーク
強靭化を踏まえると、仮想化は必要と考える。無線LAN化して仮想化するとともに、
窓口には窓口(基幹系)専用のデスクトップパソコンを必要に応じて配置するとよい。
来庁した市民と内容の確認を行うこともあるため、窓口固定型の端末についてはノート
PCで充分かどうかを考える必要がある
・PCの調達は、ここ1、2年ならPCでいいが、3、4年先を考えるとPAD型の導入も
考えたほうがいい。今の若い世代はスマホの操作に慣れている一方で、キーボード操作が
増えているという社会的傾向もある。PAD型端末には、キーボードをつけようと思えば
つけられるし、モバイル運用が前提である。加えて、市民はスマホを使っているため、
役所の端末も、5年後くらいにリプレイスするならPAD型のほうがいいと考える。
ただし、一律全員がPAD型ということでなくともいいかもしれない。

<ICカード/プリンタ>
二元(多重)認証については,ICカードと生体認証の組合せが望ましい。ID・パスワード
での運用は、限界を迎えていると考える

<クラウド化>
・自庁内にSVを置く場合であっても、別構成にしてバックアップSVを設置するケースが
多い。理由は、いかなるベンダーであってもシステムダウンはあり得るためである。シ
ステムダウン前提で仕事対応策が取れないといけない。庁舎設備の定期点検で停電する
こともあると思うので,そういった機会に電源が落ちた際の処理、SVダウン時における
処理の訓練日にするとよい。年に1回くらい訓練を実施しないと、いざというときに適
切な対処ができない。
・バックアップ用に別のアイコン(ショートカット)を設け、バックアップシステムに
切り替えるとよい。バックアップシステムのアイコンは、全端末に配置する必要は無い。
バックアップサーバのデータ更新は、日々の本システムの日次処理の際に実施するとよい

<セキュリティポリシー>
・セキュリティ対策は人間に対するものに尽きる。セキュリティ対策の要諦は危機管理対策
にある。予防策も重要であるが、事故発生時(漏れた時)の対処のほうが更に大事である。
事故前程で考えることが重要である。
・ガイドラインについては、頼りになる主管課をひとつ巻き込んで書いてもらって、それを
ひな型にして他の主管課に書いてもらえば良い。情報担当課は、業務主管課がセキュリティ上
抑えておくべき所について確認できればよい

(アドバイザ)

Q7 RPAについて研修会を実施したいので、導入するうえでの注意点等について
アドバイスが欲しい
  (G公社)


A7
・RPA を導入する上で人口規模などの基準はなく、人口規模の大小ではなく職員1 人の
業務負荷で検討すべき
・RPA を複数団体で取組みを行っている点について、共同研究のメリットとして研修会
など一度に参加できる、また、互いが知恵を出し合えることも挙げられる。行政手続きは
ほぼ同じであり共同研究していくことは業務改善に繋がっていく

(アドバイザ)

Q8 税システムにおける遠隔地へのデータ保存を検討している。予算要求前に、データ保存
の費用の概算や遠隔地の選出等について他県の状況を含めアドバイスを頂きたい
  (H県)


A8
〇バックアップに求められる機能
・ある時点までの完全な状態に戻すことが担保されること
・状態を元に戻す作業が容易であること
・バックアップ取得の時間が短いこと

〇リストアについて
・どのような形でバックアップを取得すると確実にリストアができるのか検討
・県がどのように運用を考えるかでバックアップの仕様が変わってくる
・(納税証明書の)発行のみ構築する等の想定もありうる

(アドバイザ)

Q9 ネットワーク環境の再構築に関する検討事項や適切な工程について
アドバイザーの意見を求めたい
  (I県)


A9
〇情報管理について
本当に個人情報なのか(開示請求がきたときでも出せない情報なのか)
を考えないといけない。どのような業務区分にするかに重きを置いて検討する必要がある

〇セキュリティクラウドについて
セキュリティクラウドで守るべき脅威をはっきりさせて、どのレベルで構築するか、
どの脅威まで防御できたら納得できるかを探すべき

〇テレワークや今後の展開について
どのようにネットワークやシステムの構成を検討したらいいか?答えは「クラウド化を
検討すべき」だと思っている。テレワークとセキュリティクラウドを一緒にして、脅威
をどう切り分けてもらうか、というようなものを作った方が、今後の展開になる。
自分たちの持っている資産を、安全にどう繋いでもらうかという考え方じゃなくて、
事業者からどういうサービスとして提供してもらって、それをどう自分たちがテレワーク
の一環として利用するかと考えた方がよい

(アドバイザ)

Q10 働き方改革や業務改善のために、業務のデジタル化、特に電子決裁の導入に
ついて検討を進めている。解決案、費用対効果、導入可能性等、アドバイスが欲しい
  (J町)


A10
〇これから電子決裁で何を実現するのかを明確にしていく必要がある
・「町としての一番の目的を明確にする」ことが大切
・掲げるキーワードは後述する職員の周知の段階でも重要
・現時点では電子決裁のみ考えているが、将来を見据えると、電子申請や電子交付に
ついて町民と電子でやりとりを行うことも意識していく必要がある
・起案者は既にPCで起案文を作成しているため、電子決裁にはすぐに慣れる
・画面の見づらさ、操作方法といった決裁者の負担増はある程度仕方なく、
幹部職員の協力を得ることができれば、不満としては残るかもしれないが、
導入の障害にはならない。
・慣れるまで紙と電子を併用するという妥協案はお勧めしない
・準備段階として、効果の検証をしっかりと行うべき
・専決規定の見直しも一緒に行うことで、事務の効率化を図るという本来の目的を
さらに広げて行うことができる。「何のために行うのか?」ということを全職員に
理解してもらい、積極的な協力を得ること
・町として電子決裁を進めていく!と宣言することで、多少強引ではあるが、
後に引けない状況を作るとよい

(アドバイザ)

Q11 団体規模に見合った情報化推進のための組織体制の強化について、
同規模団体の具体例を含めたアドバイスが欲しい
  (K市)


A11
〇CIOの役割について技術的側面、政策的側面があり、これを強化していく
・業務については、システム開発・運用、NW構築、セキュリティ対策
などを主導する技術的な業務、ICTを利用した地域課題解決、
地域ブランディング、行政サービス改革、組織改革などを主導する
情報政策的な業務がある

(アドバイザ)

Q12 総合行政情報システムの運用環境の更新作業に係る作業単価及び工数の
妥当性の評価についてアドバイスが欲しい
  (L事務組合)


A12
〇業者はパートナーであり、言いたいことを言いあえる関係が理想。例えば事業者に
1割下げる方法ないかと確認すると、ここの部分が無駄だと思う、とか他ではこうし
ている、という提案を得やすくなる
〇組織内においても下からの情報や意見を上に伝えられる風土があると必要な情報を
集めやすくなるのでよい
〇システム毎にカスタマイズが異なるが、費用が同一になっているのは見積りとして
乱暴。工数を明細化し、妥当かどうかを評価する必要がある

更新日: 2021年4月27日
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