私の所属する部署では、主に住民基本台帳ネットワークシステム(以下、住基ネット)の運用業務を行っており、私はネットワーク運用担当として、全国センターや都道府県、市区町村に設置しているネットワーク機器や回線の保守業務に携わっています。
住基ネットの品質を守るためには、リスクを考慮した保守作業計画の策定が欠かせません。全国センターにおける品質確保の意識は非常に高く、配属当初は、自分では十分に考え抜いて検討したつもりでも、レビューを受けると考慮が足りず、計画を立て直すこともありました。しかし、周囲の方々に考え方やノウハウを教えていただき、リスクマネジメントの大切さを学びました。
令和元年度は住基ネットのネットワーク更改が行われており、私もチームの一員として、自治体からの問合せ対応などを行いました。チームで1つの大きな案件に対応することはとても新鮮で、難しい面も多くありましたが、問合せ対応集や自治体向けFAQの作成などを通して、知識の表出化・共有化の大切さを実感しました。また、業者と協働することで、実際に現場で使われている技術についても学びました。
運用部というと、保守業務が中心と思われるかもしれませんが、更改案件も多くあります。現在私は、各種案件にも携わっており、システムの仕様や価格面での業者との折衝や入札事務の対応など、様々な経験をさせていただいています。
J-LISは多様な人との交流の中で自分を成長させることができる環境だと思います。
J-LISに所属する人(国、自治体、民間)や、構築・保守業者とのやりとりの中で学ぶことは非常に多いと感じています。それぞれが専門分野を持つため、多くの技術やノウハウを吸収し、成長できます。大規模なシステムを多く抱えるため、物事を俯瞰的に見る経験を積むこともできます。
また、これまでみなさんが自治体で得た経験をJ-LISの仕事で活かせる部分もあると思います。例えば、自治体の窓口業務の実態を理解しているからこそ、困っている自治体からの問合せに対して、具体的な状況を想定して迅速な対応ができる、契約事務に精通しているからこそ、わかりやすい決裁資料を作成して事務手続きを円滑に行うことができる、などが挙げられます。
「やりがいを感じながら成長できる」。これが、私がJ-LISで1年間働いてみて、今一番感じていることです。ぜひ、一緒にチャレンジしましょう。